5月15日は20年前にJリーグが開幕した日だった。当時、東京農大のコーチを務めていた大木武監督は「国立で開幕戦(V川崎と横浜M・当時)を見たよ。関係者じゃなくチケットで入ったんだけど、椅子にお土産の袋みたいなのがあったりした。マイヤーのシュートはすごかったな」と思い出を語ってくれた。
逆にまったく記憶にないのがアカデミー出身の選手たちだ。Jリーグが開幕した1993年生まれの久保裕也は「マイヤー? 誰ですか、それ」とJリーグ第1号ゴールを決めた選手の名を知らず、高橋祐治も「小さかったのもあるけど、Jリーグの存在を意識するようになったのは京都ジュニアユースに入団してからですね」とジェネレーションギャップを感じさせる話を聞かせてくれた。
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/05/15 22:43