今月12日に発表された、ブラジルW杯日本代表メンバー23名。FC東京からは権田修一と森重真人が選出されたが、これまでザックジャパンに招集されてきた高橋秀人は残念ながら落選してしまった。
今週、3人のチームの先輩・石川直宏に、彼らに対する話を聞いた――。
石川は「選ばれた二人には頑張ってきてほしい。自分は結局W杯には縁がなかった選手だし、やっぱりW杯は経験したことのある人にしか分からない舞台でもあると思う。だから選手としてもすごく良い経験になるので、期待している」と、森重と権田にエールを送った。
09年にはリーグ戦で大活躍を果たした結果、石川は当時の岡田武史・前日本代表監督から大きな期待をかけられて代表に招集されるも、直後に負傷。結局翌10年の南アフリカW杯の23名からは漏れてしまった(予備登録メンバー7名には名を連ねた)。今回、4年前の自身と同様に代表落選となった高橋に対して、石川はある思いを抱いていた。
(FC東京担当 西川結城)
2014/05/16 23:29