「自分は当時5年ぶりぐらいに代表に復帰したけど、結局アピールする期間が短かった。ただ秀人は代表に選ばれ続けていたし、積み重ねもあった。僕と比較するのは失礼なぐらい。もちろんW杯の日本代表に選ばれて、世界の舞台で戦うことは代えがたい経験。でも秀人は、顔はスマートな感じだけど(笑)、ああ見えて生き方はハングリーというか、泥臭い経験をしていく感じ。僕はすごく自分と似ているところがあると思っていて。だから今回悔しさを味わって、でもまた代表を目指して4年後に出場する。そんなストーリーが、彼には似合うのかもしれない」
「選手にはそれぞれの人生がある」と話した石川は、これからもそんな3人とともに戦うことを楽しみにしている。
「いま、腰を痛めているけど、少しずつ良くなっている。リーグ中断期間中のキャンプには復帰できたらいい。彼らも僕も、みんな前を向いてチャレンジしていく。そんな感じであればうれしいよね」――。
(FC東京担当 西川結城)
2014/05/16 23:29