横浜FMのACLは予選リーグ敗退という結果に終わった。最終節まで予選突破の可能性を残していたものの、栗原は「チームとして力不足の感は否めない」と振り返る。特にアウェイゲームでは3戦3敗と勝ち点1すら挙げられなかったことについて「海外のチームはホームでホームの雰囲気を作り出している」と指摘する。
日本国内ではアウェイゲームでも牧歌的な雰囲気が漂うが、海外では殺伐としたピリピリ感の中で試合を行うことになる。ACLを戦う上ではアウェイの厳しさを避けて通ることはできず、最終節のアウェイ・広州恒大戦でも「余計なことはできないという感じがあった」と窮屈な印象があったという。Jリーグ勢は横浜FMを除く3チームが決勝トーナメントに進出したが、日本全体で考えるべき問題なのかもしれない。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2014/04/24 22:25