24日、清水は非公開練習を行い、その後アフシン・ゴトビ監督が記者会見を行った。長期離脱となった長沢について質問がおよぶと、「彼は多くチームに貢献してくれる選手。重要な得点を決めてくれ、チームのためにもプレーをしてくれていた。前線からの守備、アシストもしてくれていた」と思いを語った。
清水にとって長沢の離脱ははかなりの損失だが、気になるのはこれからどう戦うかだ。ゴトビ監督は「あまり多くは変えないようにしようと思う」とプランを明かす。それは、ノヴァコヴィッチを最前線に上げて、トップ下に高木俊幸を入れた前節・徳島戦の後半で見せたような戦い方が予想できる。メンバーは「土曜日の試合(仙台戦)でご覧になれば分かる」と明言は避けたが、「長沢の代役の一人は高木(俊)」と話していることから、現時点で高木俊が有力だ。
大前元紀と高木俊。2年前に得点を量産した「相棒」が再び躍動する。
(清水担当 田中芳樹)
2014/04/24 22:23