3日に発表された日本代表候補による国内組合宿(7~9日)のメンバー表に中澤佑二の名前はなかった。06年のドイツW杯、10年の南アフリカW杯では中心選手として活躍したが、以降は声がかかっていない。
ただ、本人はいまでも日本代表入りを熱望し、留学経験のあるブラジルでの大会に出場する意欲を示している。事あるごとに代表入りへの思いを口にしており、今回も「なんでオレが選ばれないんだ? という悔しい思いがなければ、サッカー選手としての引退というゴールが見えてしまう」と言い切る。
02年には大会直前の最終選考で漏れるという苦い経験もしているが、今回はサプライズでの滑り込み当選を狙っている。「ホペイロでもいい。ベテランとしての経験を伝えられるはず」とあきらめない姿勢を強調した。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2014/04/04 15:10