15日、舞洲グラウンドにて、神戸との練習試合および、ステップアップリーグ戦が行われた。
ステップアップリーグに先駆けて行われた練習試合は、45分×1本で、両チームとも、こちらに主力選手を投入する形となった。結果は2-2の引き分け。南野拓実をFWの一角として起用する新布陣で挑んだ攻撃は、何度も良い形を作って2点を奪った一方で、「お粗末な形」(大熊裕司監督)から2失点。収穫と課題の残る内容となった。
収穫があった攻撃面では、鮮やかなポストワークから楠神順平の得点を演出した永井龍も、「新しい形で神戸相手に2点を取って、チャンスも多く作れたことは、残り3試合、プラスに生かしていきたい」と語る。
また、この日は神戸のサポーターも含め、実に多くのファン・サポーターがスタンドを埋めた。「いいプレーには拍手して頂いて、ありがたかったし、ああいう人たちのためにも残留しないといけないと、改めて思った」とは大熊監督。この神戸戦で得た収穫と課題を、1週間後のJ1第32節、仙台との残留争い直接対決に生かしたい。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/11/15 18:01