11日に行われたACLグループステージ第2節の山東魯能戦は1-3で敗戦、ショッキングな内容となった。一夜明けた12日、監督、選手に必要以上に落ち込んだ様子は見られなかった。
キャプテンの山口蛍は、「自分たちで招いた結果。受け止める」とし、「個人としてもセレッソとしても、昨日の敗戦は大きなモノ。これから自分たちが強くなっていく上で必要なことを相手に知らしめられた」と前を向く。ランコ・ポポヴィッチ監督は、「アグレッシブさ、球際、モチベーションの部分で結果が分かれた。山東の勝利に対するどん欲さ、ハングリーさ、したたかさは身に付けていかないといけない」と反省しつつ、「昨日の相手の勝利給は1人300万。お金にモチベーションを上げている相手に負けたのは悔しい」とも話した。
また、戦えていたと思われる南野拓実を前半のみで下げた理由については、「全体のリズムも悪かった。リードされた中で、また違ったバリエーションを試したかった」と説明した。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/03/12 21:38