0-2で完敗を喫したACLグループステージ第5節・浦項スティーラース(韓国)戦で、「人生初」の一発退場を受けた南野拓実。試合翌日の練習後は、「チームとして流れをつかみかけたときに、自分のプレーで一人少なくなってチームに迷惑をかけたので申し訳ない。ルール上、そう(レッドと)取られても仕方ない。イエローかなとも思ったけど…。人生初の一発レッドなので、反省しないといけない」と、しっかりとした口調で話した。
問題のプレーに関しては、「誰かが強く行って、戦う姿勢を見せないといけないと思った。負けたくなかった。でも、いま思ったら、あそこで冷静にこらえることも大事だった。こういうことを2度と繰り返さないように、次に生かしていきたい」と反省の弁を残した。
試合後は「足裏で行くべきではなかったし、アイツの若さが出た。この敗戦を胸に刻んでほしい」と山口蛍主将にも苦言を呈された血気盛んな19歳。激しさとの紙一重で味わったレッドカードの苦さをかみしめ、今後の成長の糧にする。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/04/17 19:54