07年から09年まで東京Vでプレーしていた服部年宏の現役引退が発表された。かつてともに服部と東京Vでプレーした飯尾一慶は、服部の引退に寂しさを感じている。飯尾は服部本人の口から現役引退を電話で聞いたとのことで、「引退は寂しい。『お疲れ様でした』の一言に尽きる」と大先輩の引退を惜しんだ。
「ハットさんはJFL、J2 、J1と日本のあらゆるカテゴリーでプレーしてきた。本当にサッカーが好きなんだなと思った」と飯尾。東京Vでは飯尾が左サイドハーフ、服部が左SBで左サイドのコンビを組むことも多く、「ハットさんはキックの質が良かったし、走ればボールが出てきた。後ろから的確な指示も出してくれた」と当時のことを振り返る。「ハットさんはやり切ったと思う。僕もどこまでやれるか分からないけど、少しでも近付けるようにプレーしていきたい」。いずれ訪れるであろう“そのとき”まで、飯尾は服部の背中を追いかける。
東京Vの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(東京V担当 郡司聡)
2013/11/12 19:08