10日開催の第40節・水戸戦は、小池純輝にとっての“古巣戦”となる。水戸を率いる柱谷哲二監督は、小池が水戸に在籍していた2011年などに指導を受けた恩師だ。「哲さんにはメンタルを鍛えてもらった」と小池。駒沢で激突した前回対戦(第18節・0△0)では途中出場でインパクトを残せなかったが、今回の対戦では「ピッチで恩返しがしたい」と小池は意欲を見せている。
また、大黒柱の鈴木隆行や守護神の本間幸司ら、水戸在籍時にともにプレーした選手もまだ水戸に残っており、小池は彼らとの対戦も楽しみにしている。「幸司さん(本間)は後ろにいてくれる安心感が大きかった。隆行さんには自分の形に持っていかれないようにしたい」。
チームは残り3試合でJ1昇格プレーオフ圏6位・徳島との勝ち点差が『6』と厳しい状況が続くが、「数字上の可能性がある限り、最後まであきらめることはない」と背番号15は最後の最後まで食らい付く覚悟だ。
東京Vの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(東京V担当 郡司聡)
2013/11/05 19:50