今節の水戸戦が“古巣戦”となる選手は小池純輝だけではない。常盤聡もその一人である。常盤にとって、水戸はプロのキャリアをスタートさせたクラブ。「すごく刺激的な2年間を過ごしたし、水戸での経験がなければいまの自分はないので感謝の気持ちがある」と古巣への感謝の気持ちを忘れない。
常盤の中で特にインパクトが残っているのは「水戸のレジェンド」(常盤)である守護神・本間幸司の存在感。「いろいろなことを幸司さんのプレーから感じ取れたし、一番は“男気”を感じた。『後ろから支えてやるぜ』と前でプレーしていても感じ取ることができた。どこに行っても素晴らしい選手になったと思う」と、常盤は水戸の守護神を敬愛している。「幸司さんからゴールを決めることに意味があると思っている。幸司さんからどれだけ点を取れるか、それが成長の証」と常盤。昨季の第36節での対戦に続き、緑の背番号17は“水戸のレジェンド破り”を狙っている。
東京Vの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(東京V担当 郡司聡)
2013/11/09 15:25