今節対戦する栃木で昨季までプレーしていた鈴木修人は今節に控える栃木戦に向けて「前回は良い戦いはしていたけど、最後サビアの一発にやられた。向こうはホーム最終戦なので、負けられないという気持ちで来るだろうから、それに負けない気持ちで、チーム全員で勝ちに行きたい」と話した。
離れたからこそ、感じているものも多い。「グリスタは本当に雰囲気が良い。J2の中でも、今回の栃木との対戦を一番楽しみにしていた。栃木は外国人選手に迫力があるので、そこが目立ってしまうけど、それを影で支えているのは日本人の選手。みんなハードワークして、規律正しくプレーしている。それはもう、栃木というクラブの決まり事だと思っている。栃木の選手は本当に、真面目にチームのために戦っている。ウチとしては、そのハードワークして来る日本人の姿勢を上回らないと勝てないよ」。
最近はベンチスタートに甘んじている鈴木修人だが、グリスタのピッチに立ちたいという思いは人一倍強い。「見ててよ」。彼は笑いながら話したが、その目は真剣そのものだった。
北九州の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(北九州担当 坂本真)
2013/11/07 19:19