「あの(雨の)グラウンドで2点取ったのに、そのまま2−0で終わらせられなかった。気の緩みがあったのか、残念な結果に終わってしまった。もっとシンプルにやろうと心掛けるべきだった。もっとチームとして戦うことを、90分間やり通す必要があったと思う」。前節の水戸戦から一夜明けた21日、リカバリー練習を終えたキャプテンの前田和哉は渋い表情で話してくれた。
今節・東京V戦は、出場停止によりプレーすることはできない。「今のチームの目標は、一つでも順位を上げてシーズンを終えるのが最重要課題。自分はプレーできないが、ほかのメンバーには終わった試合よりも、次の試合でより質が高いプレーができるように、しっかりやってもらいたい」。今週の練習では、いつもにも増して、厳しい指示を出すキャプテンの姿を目にすることだろう。
北九州の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(北九州担当 坂本真)
2013/10/22 10:33