6日、昌子源が21歳の若さで“引退”を宣言した。とはいえ、現役を引退するわけではなく、鹿島アントラーズ“陸上部”からの引退だ。
半年前に右ひざ外側半月板を損傷したことで、長い期間をリハビリに費やした昌子は、“顧問”の安藤フィジオセラピストの指導の下、昌子源、川島大地、佐藤昭大の3人でランニングに明け暮れていた。しかし、この日、けがから復帰後初めてゲーム形式の紅白戦に参加、「やっとサッカーをやった感があります。鹿島アントラーズ陸上部も引退や」と笑顔を見せた。
ともにリハビリで汗を流した川島も、今日のゲーム形式の練習参加さえ見送ったが、明日7日の検査で異常がなければ完全合流となる。これで安藤顧問が率いる陸上部の部員は佐藤のみ。少しでも早く全員がピッチに戻り、陸上部が廃部になることを願いたい。
鹿島の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(鹿島担当 田中滋)
2013/11/06 17:20