14日に天皇杯3回戦・京都戦を備える鹿島は紅白戦で火花を散らした。京都には2011年の天皇杯4回戦で敗れており、因縁がある。涙にくれる監督、選手の姿が印象的だったこの試合、青木剛も号泣した一人だ。
ただ、当時は選手層が薄くなった影響でCBにシーズン途中からコンバートされ、穴を埋める形での起用だったが、いまは押しも押されぬ守備の要に成長を遂げた。持ち前の身体能力も31歳になったいまも衰えを知らない。今季もこれまでけがしらずでコンディションは良い状態を保つ。逆に悪かったときはあるのか聞くと「波はつくらないようにしてます」と、はにかんだ。
「J2でも3位だし、神戸、G大阪の次にいるチーム。J2とか関係なく、いかに気持ちを込めて戦えるかだと思う」と、試合に向けて力を込めていた。
(鹿島担当 田中滋)
2013/10/12 21:21