24日、鹿島のセカンドキーパーである佐藤昭大が練習中に右手を骨折、全治3カ月と診断された。8月末日には、心疾患でチームを離れていた八木直生が引退しており、佐藤のけがで常時トップチームに帯同できるGKは曽ケ端準と川俣慎一郎の二人だけとなった。
八木の穴を埋めるため、4月にユースの小泉勇人をトップ昇格させてGK4人体制を維持してきたが、ユースチームのメンバー編成も厳しく、3人体制で今季を乗り切ることになりそうだ。
責任感の強い佐藤は骨折をしながらも手術せずに練習参加を直訴したが、チームと話し合いをもった上で、手術することに踏み切った。そのことに対し、エースFWの大迫勇也は「アキさんらしい」と沈痛な面持ち。手術したからには今季の出場は絶望的なだけに「アキさんのぶんも頑張ります」と、残されたシーズンでの勝利を誓っていた。
鹿島の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(鹿島担当 田中滋)
2013/09/25 21:10