ナビスコカップ準々決勝第2戦・横浜FM戦へ向けて、28日の練習後には入念にPK練習が行われた。ピッチを2面使用し、曽ケ端準、佐藤昭大、川俣慎一郎のGK3名が総動員。「90分間で勝ち切ろうと、PK戦につながろうと、それで勝ち上がるであればどちらでも良い」(曽ケ端)となりふり構わず、正念場の一戦へ向けて準備を尽くしている。
これまでカップ戦で勝負強さを発揮してきた鹿島だが、ホームでの第1戦に0-2で敗れ、第2戦ではアウェイで2点差以上の勝利が必須に。3連覇へ向けて最大の正念場を迎えるが、「こっちが1点取れば分からない」(本山雅志)、「何点取られようが、倍以上に取ればいいだけ。繊細になるのは横浜FMのほう」(岩政大樹)と選手の士気はこれまで以上に高まっている。
「『成し遂げよう』と信じて臨めば、必ず状況は変わる」。背水の一戦を前に、青木剛は力強く語った。
鹿島の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(鹿島担当 倉橋捺稀)
2013/06/28 18:46