天皇杯3回戦で対戦する鹿島はJ1の優勝争いに名乗りを挙げているチームだ。大木武監督は「個人のところでやられる可能性がある」、キャプテンの安藤淳も「一発のある選手が多い。迫力がありますね」と個人能力の高さに言及している。
なかでも前線が強力だ。昨季のJ2得点王のダヴィとは対戦している選手が多いとはいえ、甲府時代から変化を遂げている。成長を遂げた大迫勇也については、2年前の印象は参考にならないだろう。「J2では見逃してもらえるミスが、鹿島相手やと見逃してもらえないと思う」と話す酒井隆介はCBとして対峙する場面が多くなりそうな一人。
その酒井は「大迫くん、半端ないんやろうなー」と5年前に生まれた流行語を引用して、相手のエースを警戒する。J1クラブとの公式戦では初先発となるが「受けに回らず、攻めの守備をしたい」といつものスタイルでジャイアントキリングを狙う。
京都の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/10/12 20:15