リーグ戦の前節・栃木戦は4失点で今季初の連敗を喫したG大阪。ただ、チームの数少ない収穫は倉田秋と宇佐美貴史の連係に可能性を感じさせたことだ。
13日に行われる天皇杯3回戦の大宮戦では二人が最前線でコンビを組む可能性が濃厚だが、6月までレアンドロとコンビを組んでいたときのように、より守備面でのタスクを担うのが倉田。「監督にもけがをする前のイメージがあるだろうし、そこまで戻したい」と攻守両面でのハードワークを誓う。
異口同音に「お互いを見てくれているし、やりやすい」と話すG大阪のアカデミーコンビは、二人(ニール、今井智基)を出場停止で欠く大宮の最終ラインにも脅威になるはず。「もっとコンビが深まれば、二人で崩せる」(倉田)。新布陣が機能すれば、リーグ戦での立て直しにも弾みがつく。
G大阪の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(G大阪担当 下薗昌記)
2013/10/12 20:33