天皇杯2回戦のツエーゲン金沢戦では先発出場を果たし、リーグ戦でもここ2試合メンバー入りしている小野瀬康介。メンバー外が続く時期もあったが、ようやく試合に絡んできそうな雰囲気を漂わせている。本人も「右肩上がりですよ」と、好調をアピール。
「いまは迷いがなくなっている。やっていても楽しいんです」。
どこか消極的なプレーが多かったころとは変わって表情も明るくなったように見える。「明日、明後日の練習試合で存在感を出せるようにしたい。そうすれば、来週のリーグ戦で出場する可能性も増えると思うので」。12日にFC町田ゼルビア、13日にソニー仙台と続く練習試合で結果を残すために、小野瀬は集中力を高めている。
主将のシュナイダー潤之介も「ちょっと前にはノザ(野崎陽介)がヒーローになっていたけど、今度は若い選手が出てきてほしい。(小野瀬)康介や、(ナ・)ソンスには期待しています」と、背番号19の名を挙げていた。今季開幕前から山口素弘監督にも期待されていた俊英の逆襲はあるか。
横浜FCの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(横浜FC担当 田中直希)
2013/10/11 16:40