シーズン最終戦を25日に終えた横浜FCだが、チームの全体練習は12月6日まで続けられる。シュナイダー潤之介、永井雄一郎、田原豊といった契約満了選手、期限付き移籍満了となる森下俊も変わらず参加し、選手それぞれに合わせた強度で練習は行われている。
29日の練習後、リカバリー組に振り分けられた野崎陽介(35試合出場6得点)に今季を振り返ってもらった。
「悔しいシーズンでした」。渋い表情で反省の弁は続く。
「順位を見ても、個人としても。この仲間だったら、絶対に(昇格が)いけた。うまくその力を生かしきれなかった。個人としても二桁得点、取るはずだったんですけど」。
その後は、山口素弘監督の話になった。「選手への要求は高い。でも、『こうやったらいいんじゃないか』というアドバイスは的確だった。裏への抜け出し方について練習で言われたものを試合で出したら、実際に良い形になった」。第31~33節までの3試合連続4得点の固め打ちの裏に、指揮官のアドバイスがあったことを教えてくれた。
横浜FCの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(横浜FC担当 田中直希)
2013/11/29 16:34