前節・山形戦に敗れた神戸だが、その試合でようやく森岡亮太が戦列に復帰した。78分から途中出場し、「流れを変えた」と安達亮監督に言わしめるパフォーマンスを披露。今後への期待感を抱かせた。
ただ、「相手のプレッシャーもなくて、間が空いてた。たまたまハマっただけですよ」と森岡はそっけない。ドリブルで相手をかわすタイミングや味方のパスを意図するところに止めることなど、自らのコンディションを把握するワンプレーに、まだまだ納得できていないのが実情のようだ。
森岡は「ゲームの流れを見て、というより、とにかく中に入ってから全部やる感じ」と、ゲームをこなすことで自らのプレーイメージを育むと話す。二度に渡る離脱を経験し、「(負傷への)不安はやっぱりある」。ただ、「チャンスをもらえたら結果につながるようなプレーをしたい」と意気込みは強い。試合出場に飢えた、心強い選手が一人、神戸の戦線に戻った。
神戸の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(神戸担当 小野慶太)
2013/08/20 14:58