8日に行われた天皇杯2回戦・奈良クラブ戦に勝利した神戸は9日、前日の先発メンバーはリカバリーとなり、それ以外の選手でトレーニングを実施。安達亮監督は「勝ったことはすごく良い」と振り返る。「去年、(2回戦で)負けてリーグ戦も下降線になった。勝ち癖はチームとしてとても大事」と強調し、勝利を手繰り寄せた選手たちを労った。
この日は、サイドからのクロスに飛び込む形や、中央からコースを射抜くシュート練習を入念に実施。安達監督は「シュートを打つところの時間はあまりない」と、素早いプレスや人数をかけて守る相手を想定し、「自分のタイミングでズドンというだけじゃなくて、外からもワンタッチにしたし、真ん中からも時間をかけないように」と、トレーニングの狙いを話してくれた。
今節・長崎戦は2位と3位の上位対決。指揮官は「お互いに決定機はある。どっちが早く確実に決めるか」と、フィニッシュ力の研磨に期待した。
神戸の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(神戸担当 小野慶太)
2013/09/09 14:55