リーグ前半戦を終え、チームは2日間のオフを挟んで再始動。練習開始前に田坂和昭監督は「J1残留に向けチームのため、大分県のために戦おう」と選手たちに呼びかけた。
午前のメニューはステップワークや走法、ボールタッチなどを絡めたサーキットトレーニング。蒸し暑いグラウンドでアジリティーを追求しながら長距離を走る練習に、給水ボトルはあっという間にカラに。
21日は第20節・柏戦の3万人集客プロジェクトに向け、選手たち自ら大分・別府市内7カ所でチラシを配布する。「これはウチのクラブの良いところでもある。昨季はこういう経験を通じて結束が強まり結果が出せたので、今季も良い方向へつなげたい」と主将の宮沢正史。ハードな練習後、選手全員が街頭に立つ。
ちなみに練習では、杉本コンディショニングコーチの特訓に冷汗を流していた辻尾真二も、懸命に走っていた。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/07/21 08:00