清水は20日、甲府と練習試合を行った。メンバーは前節柏戦の先発メンバーを除いた選手たちで構成。
試合は40分、石毛秀樹が微妙な判定でファールを取られ、そのFKから失点。そこから立ち直り、交代出場の八反田康平を中心に、高木俊幸、六平光成、石毛とパスをつなぐ連動した動きを見せてはいた。
後半は「前へ前へ」という気持ちを見せた石毛が「ドリブルも仕掛けられたし、サイドの選手とうまく連係を取りながら背後に走れていた」と、本人も納得の攻撃を見せていた。だが、チームとして「アタッキングサードに入ってからのプレーには満足していない」(アフシン・ゴトビ監督)と言うように、決定的なチャンスを作ることができなかった。
そして、後半アディショナルタイムにカウンターから追加点を許し0-2。ファーストチームと同じ課題を克服できないばかりか、出場した選手にとってリーグ先発奪取に向けての良いアピールとはならなかった。
清水の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(清水担当 田中芳樹)
2013/07/21 00:55