前節、G大阪に2-8の歴史的大敗を喫した岐阜だが、今節・京都戦はもう2日後だ。5日の練習後には、「もう忘れました」と次を見据えた行徳浩二監督を筆頭に、「ショックを引きずっていてもしょうがない」(服部年宏)、「逆に開き直って、自分たちの良さを出す」(新井辰也)と、良い意味で暗い雰囲気は残っていなかった。
そんななか、心配されるのは蓄積された疲労だ。この日は紅白戦で調整したが、夏場の過密日程に加え、岐阜県ならではのジメジメした蒸し暑さは尋常ではない。「こんな暑さで、(主力組は)ヨレヨレでしたね…。それに比べてBチームはピンピンしている」と行徳監督。
そのため今節はコンディション調整を重視。出場停止の明けるデズモンドら選手の配置にいくつかの変更点を加えつつ、「90分しっかり戦えるように、気持ち良く送り出してあげたい」とマネジメントを施した。短い時間の中、“走り勝つ”準備を整え、西の都へと向かう。
岐阜の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(岐阜担当 村本裕太)
2013/07/05 17:23