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　第22節・東京V戦で3点目を決めた酒井隆介。CKから「ニアサイドで誰かがワンクッション入れた後を狙っていました。シュートコースは狭かったし、中へ折り返そうとも思ったけど、思い切って打った」（酒井）のが功を奏し、得点後には岡本剛人通訳の第一子出産を祝うゆりかごパフォーマンスを披露した。

　前節の福村貴幸に続いて、記念すべきJリーグ初得点となったが、「ゴールの予感はゼロ。一生、取れへんのかと思ってました」。さらに「5点も入ったので…。俺のゴールで1-0で勝ったなら“よっしゃ!”となるけど、今回は普通でしたね」と感情のうねりもそれほどなかったようだ。

　守備でも完封勝利に貢献した。相手2トップは予想された“高原直泰・飯尾一慶”ではなく“巻誠一郎・常盤聡”だったが、｢巻さんはヘッドが強いので、どう守るのかは試合前にバキ（バヤリッツァ）と話していました｣と、ぬかりなく対応していた。

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