東京Vとの“首位攻防戦”を制し、クラブ史上初めてJ2で首位へ浮上した甲府。エル・ゴラッソ本紙でも見開き2ページを使って大々的に取り扱いました。
そして、その紙面のメインを飾ったのは柏好文選手。東京V戦では、永里源気選手の16節ぶりのゴールや石原克哉選手の今季初ゴールももちろん素晴らしかったですが、柏選手の「気持ちを込めた」というヘディングシュートも鳥肌モノでした。今季の柏選手は、出場停止となった第25節・千葉戦以外のすべての試合に出場しながら、得点を決めた試合は第4節・山形戦のみ。昨季からの課題である決定力不足を露呈していた彼が、“首位攻防戦”という重圧のかかる試合で決めるとは思いもよりませんでした。実は勝負強いんですかね!?
そんな柏選手に本紙を渡して一枚パシャリ。「甲府の扱いが小さい」といつもクレームをつけてきますが、さすがに今回ばかりは文句もないでしょう。「もっと活躍して、もっと記事を書かせてください」とこの場を持ってお伝えしておきます。
(甲府担当 泰良和彦)
2012/08/03 23:46