前節の熊本戦で、平島崇選手が今季初先発を果たしました。今季は、出場自体も第15節・鳥取戦での途中出場以来、二度目です。試合については、「90分間やったのは1年ぶりくらいですかね(笑)個人的には、ちょっとミスが多かったし反省も残りましたけど、まずはピッチで90分出来たのは良かったです。チームとしては、勝ったけど、守備の時間が長くて、攻撃に移る回数が少なかったので、大分戦では、先手、先手を取っていきたいですね」と話していました。
今節も出場となれば、マッチアップが予想される相手は、2009年にC大阪で共にプレーした石神直哉選手です。そのことについて話を向けると、
「あの”走り屋”ですか?(笑)対面にいますね。セレッソの時は結構仲良かったですけど、負けませんよ!(プレーの特長は?)突破してくるというよりも、止めて、ワンツーとかで打開してきますね。左足のキックはいいモノを持っているので、簡単にクロスを上げさせないようにしないと。運動量も多いので、走り負けないことも大事」と、対戦するイメージを話してくれました。そして、最後にもう一度、「負けませんよ!」と話してクラブハウスに引き揚げていきました。
今季の石神選手は、高精度のクロスからアシストも量産しているだけに、このサイドでの攻防が勝負の行方を左右する可能性も十分にあります。C大阪も担当している記者としても、両者の対決は非常に楽しみです。2人とも、夏場のこの時期は、シャツの裾をまくりあげて“ノースリーブ”状態で練習に取り組むタフマン。熱いバトルになることは必至です。
(徳島担当 小田尚史)
2012/08/03 23:37