約6日間のオフを終えた柏は5日、日立柏総合グラウンドでトレーニングを再開。休息明けの選手たちは筋力トレーニングや乳酸値測定で汗を流した。
右脛骨遷延性骨折で長らく戦列を離れている橋本和も乳酸値測定に参加。本人は「休んでいたぶん、(筋力などが)落ちている部分はあるけど、トレーニングをする中での反応を見ながらやっていきたい。休んでいたぶんもチームの助けになりたい」と、慎重にトレーニングをこなしながら復帰への道を着実に歩んでいくことを誓った。
柏は8日まで同グラウンドでトレーニングを行い、9日から15日まで指宿でキャンプを張る。キャンプでのテーマについて、主将の大谷秀和は「少しでもチーム力が上がるように、前半戦にできなかったことを補ったり、できている部分を伸ばしていくことに時間を使うことになる。特に守備面の修正が必要」と話し、指宿キャンプで取り組むべき課題を見据えた。
(柏担当 郡司聡)
2013/06/06 08:00