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　ネルシーニョ監督の突然の辞意表明から一夜明けた1日、日立柏総合グラウンドで練習が再開された。

　この日は前日の鹿島戦に出場した選手たちはランニングなどのリカバリーメニューで練習を終了。サブ組の選手たちは井原正巳ヘッドコーチの指導の下、4対4のミニゲームなどで汗を流した。

　練習前にはミーティングルームに選手たちが集められ、フロントから4日の天皇杯2回戦・筑波大戦と7日のナビスコカップ準決勝第1戦・横浜FM戦では井原ヘッドコーチが監督代行として暫定的に執ることが発表された。

　そのミーティングの後には主将の大谷秀和を中心に選手ミーティングを実施。「天皇杯、ナビスコカップと別の大会があるので、みんなで前向きに取り組んで、チームが一つになって戦おう」（大谷）と、チームのベクトルを確認したという。

　指揮官の辞意表明でチームは揺れたが、柏の選手たちは目の前のタイトル獲得に向けて、チーム一丸で戦うことを誓った。