神戸は22日、第16節・鳥取戦へのトレーニングを開始したが、同時にCB河本裕之の急性虫垂炎による離脱(全治2週間)が発表された。
安達亮監督は、前節・愛媛戦の直前、20日の練習を振り返り、「すごい痛そうで、でもミニゲームに出て、元気ねえなーと思ってたんだけど。それにしても良く我慢してたなあ」とコメント。盲腸ということへの驚き、離脱のショック、尋常ならざる忍耐などなど、様々な感情が入り混じった複雑至極の様相で話した。
21日には、北本久仁衛が神戸U-18との8対8の練習試合(30分×2)にフル出場し、神戸の顔役CBそろい踏みも射程に入ってきたタイミングでのこと。
「コウモ(河本)とクニ(北本久仁衛)が一緒に戻って来る日はいつになるのか」。
2人の鉄人のまだ見ぬ共存に、指揮官のため息は止まらなかった。
(神戸担当 小野慶太)
2013/05/22 17:15