リーグ戦の残り10試合へ、安達亮監督が強調したのは「再スタート」。それは、2日のG大阪との練習試合で奮闘した選手たちも同様だった。
ヘディング弾を決めた有田光希は「(松村)亮が北九州戦でチャンスをつかんだ。サテライトで一緒にやってきたぶん、うれしさはあるけど、そのぶん、前線は活性化される」と競争意識を高め、フル出場を果たした主将・河本裕之は「前のJ2のときは若かった。ベテランの人たちはプレッシャーを感じながらやっていたと思う。今は僕も含めてベテランがプレッシャーを受け止めて、若い選手が伸び伸びやれたらいい」と言葉を残した。
そして、田代有三は2得点を挙げたものの、「狙い過ぎた…」と前節・北九州戦の決定機逸にうなだれる。ただ、「いまはコンディションもいい。ゴールにどん欲に、原点に返りたいですね」と、闘志をのぞかせた。
8日に行われる天皇杯2回戦(vs奈良クラブ)を挟み、選手たちはそれぞれの残り10節に挑む。
神戸の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(神戸担当 小野慶太)
2013/09/03 09:58