7日、神戸は広島との練習試合を実施(45分×2本・1●3)した。
その23分、ハーフウェーラインの手前、およそ60mの距離から田中英雄がスーパーロングシュートを決めた。「その前に、クニさん(北本久仁衛)から『GKが前に出てる』と言われていた。その瞬間に見たら、実際に出ていたので狙った」という。
先々週のC大阪との練習試合では、巧みなターンで敵DFを置き去りにするプレーを連発するなど、体のキレが印象的な背番号『8』は、「いまはメンバーに入れていないけど、出る出ないに関係なく、自分のプレーをし続けることは意識している」と自身の現在地に触れ、安定したパフォーマンスへの意気込みを話した。
ディフェンスラインでは、前節・大宮戦(3○0)で途中出場した河本裕之がクサビのパスやインターセプトなどを披露したが、「ふつう」と振り返る。そして、「サブ組も明るく落ちることなくやれている。順位も良いし、雰囲気は良い」と、J1の3位に浮上したチームのいまを伝えた。
(神戸担当 小野慶太)
2014/04/07 18:32