横浜FMのMF中村俊輔が6月24日に37歳の誕生日を迎えた。
練習終了後、報道陣が用意したバースデーケーキとともにカメラに収まろうとすると、仲良しのDF比嘉祐介は当然のように隣に写り込む。比嘉は「当然でしょ」と満面の笑みで去っていた。中村は今季、開幕前に左足首を手術し、復帰直後には右太もも裏肉離れというアクシデントに見舞われ、ここまでリーグ戦2試合の出場にとどまっている。
それでも日本を代表するレフティーの技術は錆びつかない。この日はフルコートの実戦形式練習でボランチとして45分間プレーし、正確なロングキックで攻撃の起点になった。
練習後は「いまはボランチとして見られているけど、もう37歳だし、残りのサッカー人生でいままで追いかけてきた想像あるプレーを追求して、まっとうして、燃え尽きて、引退できれば」と語り、復活を誓った。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2015/06/24 18:18