連敗中の東京Vは、今節(明治安田J2第20節)、首位の大宮と対戦する。結果だけ見ればチームは厳しい状況にあるなか、冨樫剛一監督は「自分たちがやらなければいけないことを怠った部分が非常に大きかった」と前節(J2第19節・熊本戦/0●2)を振り返りつつ、現状について「きのうも、きょうのトレーニングもそうだし、これをやっていたら先週にあんな結果にならなかったのになと。逆に悔いが残るくらい自分たちのやるべきことがピッチに現れれば、しっかりと戦える自信を取り戻せている」と手ごたえを感じている様子だ。
大宮の渋谷洋樹監督はS級ライセンス取得の講習で同期だった仲。ときには渋谷監督が指導するチームのコーチ役や選手役を冨樫監督が務めることもあったそうで、「どういうサッカーをしたいんだとかは分かっている」。同期対決に向け、「指導者としてもすごく尊敬している人なので、思い切ってやりたいと思う」と語った。
(東京V担当 石原遼一)
2015/06/24 17:10