高いラインを維持する清水にとって、生命線はGK櫛引政敏の飛び出しと言っても過言ではない。
しかし、前節・甲府戦(0●2)は下田北斗のスルーパスに飛び出した櫛引が、裏に抜けてきた伊東純也にかわされて2点目を許してしまった。
そのゴールについて、アダウトGKコーチは「飛び出さなければ、もしかしたら点は入らなかったかもしれない」と話した。しかし、さらなる成長を期待してこう続ける。
「それでも、クッシー(櫛引)の良いところは飛び出し。ほかの場面でも、クッシーが飛び出すことによって、ディフェンスも救われている。この失点で怖がることなく、これからも飛び出すようなGKになってほしい」
櫛引は22日に発表されたU-22日本代表にも選出されているが、まずはリーグ戦で8試合ぶりの無失点を達成する。
(清水担当 田中芳樹)
2015/06/24 18:40