リャン・ヨンギが明治安田J1・1st第11節浦和戦(4△4)の80分に決めたゴールが、“2015明治安田J1リーグ 5月度月間ベストゴール”を受賞した。これは、当時5連敗でこの試合を迎えていた仙台が、無敗の首位・浦和を相手に一時は逆転したゴール。右サイドで奥埜博亮が相手DFの足元にパスをとおし、受けた富田晋伍が素早くターンして中央にパス。ゴール前に飛び出したリャン・ヨンギがこれを受け、フェイントを入れて二人をかわし、最後は左足でシュート。GKの取れないコースにこれが決まった。
リャン・ヨンギは「本当にうれしい。振り返ってみると、いい判断をできていたと思います」とこの場面を回想。そのうえで「一回もらったことで満足せず努力し、勝ちにつながるゴールを決めたい」と前を見る。まずは「(前節・鳥栖戦/5○0で)大勝した次の試合は本当に大事。もう一度気を引き締めます」と、次節(J1・1st第16節)のG大阪戦での勝利を目指す。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/06/19 07:00