Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る連載企画『俺のプレミア』。
今週は、山形の石川竜也選手編(中編)をお送りする──
――あらためてプレミアリーグの魅力は?
「基本は一流の選手しか入れないリーグなので、選手の質は高いですけれど、一番いいのは、サポーターが作るホームスタジアムの雰囲気ですね。ホームの後押しがあって、テレビ越しでも分かる感じがすごく良いなと思います。どこの試合でもほとんど満員だし。ただ、ビッグクラブのすごく大きなスタジアムよりは、中規模くらいのスタジアムのほうが好きです。3万人前後のスタジアムは、昔ながらの伝統を感じられる雰囲気のところが多い。そういうスタジアムは見ていていいなと思います」
――具体的にどこのスタジアムが好きですか?
「人の名前が付けられている『セント・ジェームズ・パーク』(ニューカッスルのホーム)など、伝統があるスタジアムは結構良いですね。『スタジアム・オブ・ライト』(サンダーランドのホーム)も良いと思います。サッカー専用が多いから、見ていても良い雰囲気を感じます。いつもお客さんが入っているし、良いプレーには拍手をする。見ている人たちもすごくサッカーを知っている感じがするので、ホームの選手は気持ち良くプレーできていると思うし、アウェイの選手にとってはプレッシャーになると思います。サッカースタイルもアウェイになると変わりますよね。攻撃的に行けなくなるし、ホーム&アウェイをあれだけ感じられるというところもプレミアリーグの特徴だと思います」
(エル・ゴラッソ本紙2/7・8号より)
(BLOGOLA編集部)
2014/02/07 18:00