大分県・別府でキャンプを張っている岐阜。2月9日は九州産業大と練習試合(45分×4)を行い、主力組は新加入ナザリトの2ゴールなど4-2で完勝を収めた。
試合後、ラモス監督の下に歩み寄ったのが三都主アレサンドロ。そして何やら会話をかわしていた。
しかしこれは、巧妙な罠。談笑という名の“演技”をしながら背後に回ると、機を見て監督を羽交い締めに。すると「今だ!」と言わんばかりに選手全員が一斉に群がり、この日で57歳の誕生日を迎えたラモス監督に手洗い祝福を敢行した。
卵と小麦粉まみれになった指揮官は笑顔。しかし次に、反撃も忘れなかった。老獪な手口を使った選手たちを衝撃的なスピードで追いかけ回すと、ラモス監督の“卵攻撃”はシャワーを浴びたばかりの選手、写真を撮っていた記者にまで飛び火。卵まみれになる人が続出したラモス監督の誕生日ドッキリは、予想以上の大盛り上がりを見せた。
(岐阜担当 村本裕太)
2014/02/09 22:23