生まれ育った福岡の地を飛び出してから約8カ月。東京Vの鈴木惇は4日、かつての庭だったレベルファイブスタジアムに凱旋する。「42分の1の試合という気持ちを持って戦うけど、自分が育った場所で成長した姿を見せたいという思いを勝ち点3に変えたい」。
そんなはやる気持ちを抑えられない鈴木が最も対戦したい相手は開幕戦で決勝点を奪われた城後寿。公私ともにお世話になった先輩へ、試合前のいまのタイミングではあえて連絡をしていないという。
福岡の試合は定期的にチェックしているという。「どういうサッカーをするのかハッキリしていて、攻撃も守備も積極的に来るチーム」。さらにアンカーのポジションを務める彼は、福岡撃破のポイントに先制点を挙げた。
「何でもいいから勝ちたい」と古巣撃破に燃える緑の背番号14。食の宝庫である地元福岡で「何を食べてもおいしくなるように勝ちたい」と、彼の勝利へのこだわりは尋常ではない。
東京Vの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(東京V担当 郡司聡)
2013/08/01 22:28