前節・G大阪戦で西紀寛(写真下)が決めたチーム2点目は“ゴラッソ”だった。アシスト役だった常盤聡(写真上)がゴールシーンを振り返る。
「(鈴木)惇から森(勇介)さんに良いタイミングでボールが展開された時点で西さんと目が合って、西さんが僕を越える動きに入ったので、それに合わせてゴール前のスペースに入ったら、良いタイミングでボールが来た。西さんを使うイメージで顔を出して、良いボールを出せたシーンだった。あの場面は3人のイメージが合ったかなと」。電光石火の追加点は、3人のイメージの共有なくして生まれることはなかった。
今節の福岡戦は、0-1で敗れた開幕戦のリターンマッチ。常盤にとっての移籍初戦は、決定機を逃すなど悔いが残る結果だったが、「次は決定機で決めたい」とゴールへの意欲を話す。対戦相手には同じ歳の金久保順など、顔見知りの選手もいる。「金久保はサッカーセンスがあって、危険な選手」と常盤。旧友との再戦で、雪辱なるか――。
東京Vの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(東京V担当 郡司聡)
2013/08/01 22:34