先週は日本代表のW杯アジア最終予選に参加していたこともあり、前節・横浜FM戦翌日から3連休という“特別休暇”を与えられた高橋秀人選手と権田修一選手。ともにチーム屈指の練習の虫であることから、オフ期間もトレーニングに励んでいたのかと思いきや、それぞれしっかりとオフを満喫したようだ。
特に高橋選手は、箱根の『彫刻の森美術館』や『ガラスの森美術館』に行って「芸術性を磨いてきた(笑)」そうで、オフの過ごし方で新たな発見があったと言う。
「自分はもともとサッカーから離れると不安でオフもいらないような人。オフ明けの練習も不安だったが、休みながらでも筋トレはしていたし、ちょっとサッカーから離れていたぶん、今日(オフ明けの20日)は集中して練習もできた。自分が思い描いていたリフレッシュの仕方とは違ったが、サッカーに与える影響は大きいと思った。いままでは、温泉が好きだから温泉にフラッと行っていたけど、その温泉だけでなく、いままで体験しなかったことも、これからオフに取り入れることで、サッカーに良い意味で影響を与えると思う。監督も『サッカーに飢えるのは大切だ』と言うが、そういう気分になれた。これからも、オフはいろんなことにチャレンジしてみたい気になった」
また、「(休みの)3日間はサッカーをしないと決めていた。ランニングとかもしていなかった」と言う権田選手も奥さんと箱根に行くなどリフレッシュできた様子で「それぐらい休んだのはひさしぶり。たまにはいい」と話し、オフ明けの20日の練習から集中してトレーニングに励んでいた。
(FC東京担当 泰良和彦)
2012/06/22 00:00