
6月21日は宇佐美元宏トレーナーの誕生日。練習後の円陣では、宇佐美トレーナーのあいさつのあと、盛大に水かけ儀式が行われたが、逃げる宇佐美トレーナーを最後まで追ったのは北村知隆選手と小林亮選手。
そのうち、小林選手にそのアグレッシブなチェイシングの理由を聞いてみると、「やっぱり大学(駒澤大)の1年・4年なんで、そこは行かないとダメでしょう」と先輩に敬意を表したとのこと。そして、「宇佐美さんもそうですけど、純さん(山本トレーナー、東京学芸大卒)も大学の選抜で一緒にやってるし、面識ある人がトレーナーになって今一緒にやっているというのは、最初は不思議な感覚でした」
一方の宇佐美トレーナーは「ゲータレードをかけられました」と、水ではなくスポーツドリンクだったことを明かし、ややベトベトが気になる様子でクラブハウスへ引き上げていった。
7月に入ると1日・西河翔吾選手、2日・太田徹郎選手、8日・宮本卓也選手、15日・宮阪政樹選手と誕生日が続く。すべて試合日かオフ日のため、その周辺日の練習で行われる可能性が高いが、水かけ儀式にはチーム内の力関係がちょっぴり反映されている。
(山形担当 佐藤円)
2012/06/22 00:00