欧州リーグがオフに入った5月後半、乾貴士、清武弘嗣と、C大阪のOB戦士たちが続々と舞洲の練習場に姿を見せた。
その中で、カーディフのプレミア昇格に貢献したキム・ボギョンも、「南津守(C大阪の前練習場があった場所)近くのカレーとラーメンの味を恋しがっていたから、大阪に寄るんじゃないかな」(アン・ホジンチーフマネージャー)ということだったが、「代表合流などでバタバタして時間がなかった」ため、残念ながら今オフは日本に戻ることはできなかったようだ。
ボギョンと言えば、たゆまぬ筋トレで鍛えた強じんな肉体が武器だが、向こうでも、「やり過ぎるからコーチに止められていたみたい(笑)。プレミア仕様のスゴイ体になっているらしいよ」と、さらなる立派な肉体を手にしつつあるようだ。
来季はプレミアの舞台で“C大阪出身のアジア人対決”が見られそうだが、「普段、仲はいいけど、ボギョンも(香川)真司のことはかなり意識しているからね」とのことで、“火花散る”戦いが今から楽しみだ。
(C大阪担当 小田尚史)
2013/06/02 17:00