先週末、清武弘嗣選手(ニュルンベルク)と乾貴士選手(フランクフルト)がそろってブンデスリーガ(1部)初ゴールを決めました。
先日、彼らの活躍について、C大阪で彼らに厳しくも温かい指導を行っていたレヴィー・クルピ監督に尋ねると、
「サッカーは数字、実力の世界だということは言い続けていた。選手に能力、実力があれば、年齢に関係なく私は起用するが、期待には応えてもらわないといけない。私が指導していた時も、彼らの成長を促しつつ、厳しく結果を求め続けた。彼らの成長を見ることは監督冥利(みょうり)に尽きる」と話していました。
また、マンチェスターUに移籍した香川真司選手についても話はおよび、日本代表でのプレーについて尋ねると、「シンジには、より自由を与えた方が、彼自身の生産性は上がる。ただし、これは監督の戦術にもよるし、自分が口を挟むべきことではないけどね」とも話していました。
教え子の活躍の知らせを聞くことは、「生きがいの一つ」だと語るクルピ監督。「彼らとは、ブラジルW杯で再会することを約束しているよ」と口癖のように話しています。
(C大阪担当 小田尚史)
2012/09/18 20:29