前節、7戦ぶりに勝利し、これからの巻き返しを誓う横浜FC。そんなチームのなかで、ムードメーカーとなっている人物がいる。
そのうちの一人が、フィールドプレーでチーム最年少の小野瀬康介だ。明るいキャラクターと先輩にも物怖じせずに接するふてぶてしい態度で、うまくチームを和ませている。その姿、可愛げがある末っ子、といった感じだろうか。
当の小野瀬本人は「みんな仲が良い。それは今年も変わらない。年上の人にも、全然タメ語でいっちゃいます。たまに怒られますけど」と笑う。「シュナさん(シュナイダー潤之介)には普段敬語を使うけど、ノリの良いときはタメ語」と、その場の空気を読みながら言葉遣いをうまく使い分けているのも、可愛がられる要因の一つか。
山口素弘監督にも「だいぶファイトできるようになった」と評価されている、才能豊かなドリブラー・小野瀬。ユースからの生え抜きでもあり、横浜FCの未来を背負うべき存在だ。
(横浜FC担当 田中直希)
2013/04/15 19:54