横浜FCトップチームへの昇格が8月31日に発表された斉藤光毅が、2日からU-19日本代表のメキシコ遠征に臨んでいる。メンバーにはJ1クラブで試合に出場している選手が多数選出されており、多くの刺激を受け、大きくレベルアップできる環境となりそうだ。
「初めてU-19に呼んでもらえた。自分が一番うまいというメンタリティーでやっていきたい。横浜FCで試合にあまり絡めていないので、アピールの場だと思う」
そしてライバルでもあり、同い年の久保建英も招集されているのは一つ楽しみな点。若き天才はJ1第24節・神戸戦で鮮やかなゴールを奪い、日本中の注目の的となった。その光景を見て「どんどん上に行っちゃう…。だいぶ焦りもある。(ゴールを)決めたと分かった瞬間にツイッターでめっちゃ見たけど…、めっちゃうまかった(笑)」と悔しさを露わにしていた。
久保を越えたいという思いは強い。だが「建英のほうが全然うまい。自分のストロングポイントでは負けていないと思うけど…やっぱりうまい。メンタルも全然違うし、もうプロの世界に慣れている」と、いまの実力では敵わないことを認めている。だからこそ、今回の遠征で盗める部分はすべて吸収したい。
「U-19でいろいろ聞きます。まずはトップでどういうメンタルでやっているかとか、ピッチ外の話しを聞ければと思います」
持ち前の向上心で日々努力する斉藤。メキシコ遠征でプロサッカー選手として、一回りも二回りも大きくなって横浜FCに帰ってくることを期待したい。
(横浜FC担当 高澤真輝)
2018/09/02 07:26