現在、J2リーグ戦で降格圏に沈み苦しいシーズンが続く讃岐と愛媛。20日のJ2第15節で敗れた両チームが21日、トレーニングマッチで対戦した。
両チームとも前日のリーグ戦の先発メンバーを除いたサブ組メンバーで臨んだが、讃岐は前節でこれまでの主力メンバーを刷新していたこともあり、このトレーニングマッチには清水健太、岡村和哉、重松健太郎など主軸選手も複数含まれていた。
45分×2本で行われた1本目はやや讃岐が圧される形で推移していたが36分、クロスボールに対して重松が相手GKと交錯しながらもヘディングで押し込んで先制点。しかし、その後に自陣右サイドを崩されて愛媛・有田光希に同点ゴールを許した。
2本目途中からは両チームともにユース選手、練習生が中心の構成となり、ゴールは生まれないままタイムアップ。
讃岐は現在リーグ戦で4連敗中。トレーニングマッチとはいえ隣県のライバルチームを退けてリーグ戦にはずみをつけたいところだったが、結果はドロー決着。それでもチームの副主将・岡村は「(リーグ戦で)0-3、0-3と負けが続いている。1-1ならよしとしないと」と持ち前のポジティブさで気持ちを切り替えた。
讃岐は27日、現在リーグ2位の山口とアウェイで対戦する。
写真:松本隆志
(讃岐担当 柏原敏)
2018/05/21 19:26